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モルガナイト

「モルガナイト」と聞いてピンク色を想像する人は宝飾業界人や通な方々を除いては世の中ではまだまだ少ないと思います。

その理由の一つにこの名前が色ではなく人名に由来しているということが考えられます。

宝飾業界ではこの名前がアメリカの資産家J.P.モルガン氏に由来することは業界では知られた話です。

マダスカル産モルガナイト☆ペアシェイプ12x6.5mm☆1.71ct

モルガナイトとは「べリル」という鉱物種のうちピンク色のものを指します。

ベリルと同じくベリリウムとアルミニウムを含んだ珪酸塩鉱物で、組成式もベリルと同じく Be3Al2(SiO3)6 です。エメラルドも同じ組成式です。

ここで小さな疑問ですが、エメラルドとモルガナイト、明らかに色が違うのになぜ組成式が同じなのでしょう??

それは、エメラルドやモルガナイトの色の原因(着色原因)が組成に関係していないからです。

モルガナイトはベリル内部に不純物として少量のMn(マンガン)(二価?)が入ることによってピンク色になります。

このように不純物によって着色する鉱物を「他色鉱物」といいます。不純物は少量なので組成には影響しないため組成式には現れないというわけです。

モルガナイトはエメラルドと同じ鉱物なのですが、エメラルドに比べて比較的良質で大きな原石が採れます。

従って、市場では比較的大きなルースが出回っています。

また、硬度(モース硬度)は7.5〜8であり、宝石としては充分に使用可能な硬さがあります。

しかながら、淡いピンク色が主流で、目を引くような華やかさに欠けるためかなかなか表舞台に立てないでいる宝石の一つです。

産地はかつてはブラジルが主流でしたが、近年ナイジェリアやモザンビーク、マダガスカルなどのアフリカ産が主流となっています。アフガニスタンでも採れるようです。

因みに、数年前にマダガスカルから産出したものはとても鮮やかなピンク色であり、トルマリンやトパーズ、場合によってはサファイヤのような色のものまでありました。

これらの産出により色の淡さによって脇役的存在であったモルガナイトを主役としたジュエリーが多く作られるようになりました。

それでも市場での流通量、知名度はまだまだと言ったところです。

一方、近年パワーストーン界では人気が出ているようです。

鮮やかなピンクのルースについては現地のディーラーの話によると一つの原石の中でも色の濃淡があり、その濃い部分を少しずつ貯めておき、ある程度の量になった時点でルースとして研磨しているとの事です。

しかし、日本の鑑別業界ではこれらの濃色モルガナイトに対して照射処理疑惑が浮上し、鑑別表記(モルガナイトの鑑別表記)が一部変更されました。(コメントが付きました)

事実、照射処理によって色を濃くして販売されているものもありますが、すべてがそうであるとも言えないようです。

これらの区別は難しく、ディーラーからの情報に頼る他ないのが現状です。