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インペリアルトパーズ

巷にはいろいろなトパーズが存在します。

青、ピンク、黄色 ・ ・ ・ ・ ・ 等など。

一見たくさんの種類に思えますが、トパーズは大きく分けて二種類に分類されます。

その二種類とは、「インペリアルトパーズ」「それ以外」かです。

インペリアルトパーズである為の条件は・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

この二つです。

①トパーズであること。

②「OHタイプ」であること。

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インペリアルトパーズか否かは色ではなく成分で決まります。

トパーズは成分から見て大きく二種類に分けられます。それは「OHタイプ」「Fタイプ」です。

そして、この「OHタイプ」のトパーズを「インペリアルトパーズ」といいます。

「OHタイプ」??? 聞きなれない言葉ですが、ここでは難しい話は置いておいて、

注目すべきは、(何度も言いますが)「インペリアルトパーズか否かは成分で決まる。」ということです。

つまり、色では決まらないのです。

従って、見た目では判断できません。  

判断するには鑑別機関にお願いすることが確実です。

ただ、目安となるポイントはあります。

それは、やはり「色」です。

「インペリアルトパーズ」の色のバラエティーは「赤」、「ピンク」、「オレンジ」、「イエロー」、「ブラウン」、といった感じです。

それに比べて、「その他のトパーズ」の色は「無色」、「ブルー」、「グリーン」、「ブラウン」、「イエロー」、「ピンク」、「レインボーカラー」などです。

ここでお分かりのように「無色」、「ブルー」、「グリーン」、は「インペリアルトパーズ」には無い色です。

従って、私たちもこれらの色のトパーズは即「その他のトパーズ」と判断します。

また、「レインボーカラー」のものは「ミスティックトパーズ」と呼ばれていますが、これは主に無色のトパーズにコーティングを施したものです。この色のものは敢えて調べたりしたことはありません。

もしかして「OHタイプ」のものにこの処理を施されている場合があるのかも知れませんが、この色のトパーズを「インペリアルトパーズ」として販売する人もいないと思います。(鑑別ではインペリアルトパーズとはならないと思われます。)

次に本題の「インペリアルトパーズ」の色ですが、ポイントは「赤」だと考えます。

業界の方や石に詳しい方はご存じかと思いますが、インペリアルトパーズのトップカラーは「シェリーカラー」と言われています。

シェリー酒の色ということで、赤味の強い「オレンジ」「ブラウン」を指すとされています。

「その他のトパーズ」には「赤」がありませんので、我々も赤味の強いものや赤味を感じるものは「インペリアルトパーズ」の可能性が高いと考えます。

最後に、どちらのトパーズにもある色についてです。

まず、「ピンク」ですが、「その他のトパーズ」のピンクはパビリオン部分にコーティングを施したことによる色です。従って、ルーペで見るとパビリオン部分にコーティング材やそれが剥がれた部分等を観察することができます。一方、ピンクの「インペリアルトパーズ」にはそれが見られませんのである程度区別できます。

次に、「イエロー」「ブラウン」です。

これは厄介です。

敢えて細かく考えると、「シャンパンカラー」と呼ばれる淡い「ブラウン」「その他のトパーズ」ですが、それ以外ははっきり言って肉眼では区別できません。

鑑別機関か屈折計を使える方に調べて頂くより他ありません。

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ここで鑑別に出した場合の鑑別表記についてふれてみたいと思います。

鑑別機関にお願いして石の名前を知るには次の二つの方法があります。

ひとつは「ソーティングメモ」、もう一つは「鑑別書」です。

◇◆◇鑑別表記について◇◆◇

インペリアルトパーズの場合でも鉱物名、宝石名のどちらにも「インペリアルトパーズ」という文字は出てきません。コメント欄に別名として書かれます。

ソーティングメモの場合: 天然トパーズ  (色名+)トパーズ

*鑑別機関によっては別名として「インペリアルトパーズ」と表示されます。

鑑別書の場合: (鉱物名)天然トパーズ (宝石名)(色名+)トパーズ

*別名インペリアルトパーズと呼ばれています。とのコメントが入ります。

**ソーティングメモ、鑑別書のいずれの場合も、宝石名は「(色名+)トパーズ」となりますが、一言では言いづらい微妙な色のものには色名が付きません。(例:オレンジの入った黄色など)

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