アメシスト
アメシストとは ・ ・ ・ ・ ・ “ざっくり”言いますと、
アメシストとは紫色のクォーツのことです。
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当たり前のことに聞こえますが、これが基準なのです。要するに、クォーツだと分かっていれば、後は紫色かどうかで決まります。
つまり、一般の人でも判断できるということです。
次に、どんな紫色か?という点についてです。
紫といっても赤紫、青紫、薄紫、スミレ色 ・ ・ ・ など、いろいろありますが ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
実は、これら全てがアメシストの色の範疇です。
一般に誰が見ても紫色に見えるものはすべて「アメシスト」ということです。
ただ、一つ気を付けることは、色の濃淡の範囲です。
これらは各鑑別機関が持つ基準によって判断されます。
あまりにも濃色過ぎて黒色に見えるようなものや、逆に淡色過ぎて無色に見えるようなものは「アメシスト」と判断されないことがあります。
従って、微妙な色の石は個人では判断せずに鑑別機関にお願いすることをお勧めします。
ちなみに、濃い紫色の高級なものは数多く扱ってきましたが、黒色に見えるくらい濃いものはあまり見かけたことがないです。
それに比べ、最近では桃色に近いくらい明るいものが流行っています。
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ここで鑑別に出した場合の鑑別表記についてふれてみたいと思います。
鑑別機関にお願いして石の名前を知るには次の二つの方法があります。
ひとつはソーティングメモ、もう一つは鑑別書です。
◆鑑別表記について◆
ソーティングメモの場合: 天然クォーツ / アメシスト
鑑別書の場合: (鉱物名)天然クォーツ / (宝石名)アメシスト
となります。
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