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はじめに

宝石にまつわる話というのは太古の昔から数多く伝えられています。歴史、逸話、発見秘話や名前の由来から宝石言葉までいろいろあります。

ここでは主に業界で耳にする言葉についてのこぼれ話や裏話、面白そうな事や気付いた事などを書いてみたいと思います。

石や鉱物について詳しい方には退屈なコーナーとなってしまうかも知れませんが、あくまでも一般の方々向けの内容ですので何卒ご容赦の程、よろしくお願い致します。

また、記載内容は不定期に更新されることがありますが、何卒ご容赦ください。

レモンクォーツ

「宝石豆知識」にてレモンクォーツをご紹介しましたが、レモンクォーツと呼ばれているものがもう一つあります。

先ほどのレモンクォーツ(ここでは(1)と呼びます)は透明でしたが、今から出てくるもの((2)と呼びます)は少し透明度が落ちるようです。

レモンクォーツ(2)は無色透明の水晶に黄色いインクルージョンが入っているものです。

黄色いインクルージョンの正体は硫黄を主成分に持つ鉱物です。色は爽やかな黄色で不透明です。

黄色い不透明なものがこの鉱物が中に入れば入る程、黄色が濃くなりますが、その分どんどん全体の透明度が落ちていきます。これは、無色透明のガラスのコップに黄粉を入れていくと、無色のはずのコップが徐々に黄色く、そして透明だったガラスが不透明に見えていくのと同じ原理です。

レモンクォーツ(2)は人為的に色を変えたりしていないので「石」、「色」ともに天然です。

しかしながら、こちらも鑑別では「レモンクォーツ」とは呼ばれません。やはりこちらも商品名であり、宝石名ではありません。

因みにレモンクォーツ(2)は(1)程簡単には手に入りません。かなり稀少なものと思われますが、(1)程綺麗ではありません。

従って、宝飾品に向くものではなく、どちらかといえば鉱物の世界が似合っています。

ネットで「レモンクォーツ」と検索するといろいろ出てきます。

パワーストーンに多いようですが、レモンクォーツ(1)と(2)が混同されているようです。

硫黄は温泉の成分でもありますからいろいろ効能はあるのかもしれませんが、硫黄を含まないレモンクォーツ(1)にその力はないように思います。

追加ですか、最近もう一つレモン水晶と呼ばれているものがあることを知りました。

奈良県天川村産レモン水晶原石

今年の6月に名古屋で開かれた宝石学会(日本)でトラピチェクォーツというものが紹介されたのですが、この水晶が黄色でした。

これは奈良県天川村産の水晶で、無色の結晶の中に無数の小さな繊維状のインクルージョンが入っています。このインクルージョンの色が黄色〜黄褐色であるため全体が黄色に見えています。

これは先のレモンクォーツ(2)と同じ原理です。ただし、インクルージョン自体は(2)とは違うもののようです。

この様子では世の中には数えきれないほどのレモンクォーツ(水晶)があるのかも知れません。

また見つけた時には情報をUPしたいと思います。

フェルドスパー

巷で時々耳にする「フェルドスパー」という言葉。

ムーンストーンやサンストーンなどが属する「長石」の横文字名のカタカナ表記です。

宝石名がムーンストーンなら、それに対応する鉱物名がフェルドスパーという事になります。

ところが日本でムーンストーンを鑑別に出してみると、

宝石名はムーンストーンですが、鉱物名は「フェルスパー」となっています。

「フェルドスパー」の「ド」が無くなっています。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


理由は分かりませんが、たぶん発音の関係ではないかと思います。



横文字で書くと、「Feldspar」。

この「d」をカタカナ英語のように「ド」と読むか、

息を出すだけの無声音と考えるかの違いではないかな?

と思います。。。。。。





因みに、「Feldspar」を分解すると、「F(i)eld」=野原と「spar(k)」=輝くになります。


フィールドでスパークするもの?(笑)


つまり、野原で光っているものがあって、それが長石だったのでしょうね。



因みに長石には「劈開」という割れやすい性質があります。


劈開によって割れた面は非常に滑らかで光を良く反射します。


この事からも、野原にあった長石の原石がキラキラして見えたというのもうなずけます。




・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


どこかで見つけてみたいものです。とびっきり美しい長石を。(笑)